八ヶ岳 初秋
２０１９年９月
行者小屋〜地蔵尾根〜文三郎尾根
山麓から八ヶ岳 屏風のようにそびえる
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美濃戸山荘 美濃戸口から１時間
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山荘から南沢の登山道に入る
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河原に出ると八ヶ岳の稜線が見え隠れ
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コケのきれいな森の道
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行者小屋 秋の連休は大賑わい
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八ヶ岳の稜線が夕日に染まる
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夜のとばり 中秋の名月の夜
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翌朝 阿弥陀岳に日が出る
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地蔵尾根の岩の道を登る
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北アルプスの槍穂高を遠くに眺める
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御嶽山 月光から陽光にバトンタッチ
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地蔵が人の行き来を見守る地蔵尾根
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 来るたび登山道の整備が進んでいる
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稜線が近い
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赤岳が見えてくる
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八ヶ岳の稜線に出る
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主峰の赤岳 朝日に染まる
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横岳 西壁はまだ夜明け前
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蓼科山 丸さが特徴的な火山
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秩父の山並み 金峰山や甲武信ヶ岳
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山頂まであと少し
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高山の花 初秋まで咲き残っている
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イワヒバリ 越冬のエサ集めに忙しい
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中央アルプスの峰々
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赤岳山頂（2899ｍ）
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阿弥陀岳の向こうに乗鞍，北アルプス
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木曽の御嶽山 噴火事故から５年
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権現岳の向こうに南アルプス
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富士山 雲海に浮かぶ
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文三郎尾根 急な岩場のくだり
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下半分には階段があって安心
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行者小屋に戻る 登山者の憩いの場
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コケの森を抜けて，人里へ
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2800ｍの高さは，富士山と日本アルプス以外には八ヶ岳だけ。
最高峰の赤岳に立てば，日本の主だった高峰をすべて一望できる。
まさに日本の山の中心，と僕は思っている。
「岩崩（く）えの赤岳山に今ぞ照る 光は粗し目に沁みにけり」
島木赤彦が歌うように，鉄分を含んだ安山岩の赤色が目に沁みる。
光が粗いのは，断崖がつくる光の陰影のためか。
学生時代の冬季クライミングで見た厳しい西壁の断崖も，
夏には岩場の合間に花と鳥の息づく優しい顔を見せる。
死の恐怖におびえた過日を思い，生の喜びを感じる今日。
生きていることの喜びを感じられる八ヶ岳が，僕は好きだ。
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